MC山三ポリマーズ株式会社

シリコーン・フッ素・ウレタン等機能性ポリマーを取扱う化学品専門商社
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フッ素樹脂の位置づけ

フッ素樹脂の位置づけ


フッ素樹脂生産の流れ

フッ素樹脂生産の流れ


フッ素樹脂の特徴

  1. 耐熱性、耐寒性
    ・融点200℃以上 ・使用可能温度 -240~260℃
  2. 耐薬品性
    ・高温、高濃度の酸、アルカリに不活性 ・溶剤に不溶
  3. 耐候性
    ・長年月の暴露で不変
  4. 難燃性
    ・UL94試験 V-0
  5. 電気特性
    ・高い絶縁性 ・高周波での低損失
  6. 低摩擦性
    ・他樹脂に類を見ないすべり性  
  7. 非粘着性
    ・接着剤を受け付けない 

フッ素樹脂の種類

パーフルオロ系(単独重合)
 ・ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)
 ・パーフルオロアルコキシアルカン(PFA)
 ・パーフルオロエチレンプロペンコポリマー(FEP)

部分フッ素系(共重合)
 ・エチレン-テトラフルオロエチレンコポリマー(ETFE)
 ・ポリフッ化ビニリデン(PVDF)
 ・ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)
 ・エチレン-クロロトリフルオロエチレンコポリマー(ECTFE)
 ・テトラフルオロエチレン-パーフルオロジオキソールコポリマー(TFE/PDD)
 ・ポリフッ化ビニル(PVF)

・PTFE 
 ・耐熱性、耐薬品性、電気特性(高周波特性)、非粘着性、自己潤滑性、難燃性に優れる。
 ・溶融成形が出来ない。
 ・透明性が低い。

フッ素樹脂の種類

・PFA
 ・耐熱性、耐薬品性、電気特性、非粘着性、自己潤滑性、難燃性に優れる。
 ・溶融成形が可能(射出成形、押出成形、ブロー成形、プレス成形等)
 ・ペレット・パウダー状での販売。

 グレードと用途

  1. ハイフロータイプ(高流動品)
    電池パッキン、OA部品、半導体装置部品、極細電線被覆etc
  2. ローフロータイプ(低流動品)
    電線被覆、シート、チューブ、ボトルetc

・ETFE
 ・溶融成形が可能(射出成型、押出成形、ブロー成形、プレス成形等)
 ・加工性、機械的特性が良好。
 ・ペレット状での販売

    用途:基盤・半導体製造用離型フィルム、太陽電池、膜構造物外装フィルム耐食ライニング、etc


フッ素樹脂の特性

フッ素樹脂の特性●相手を選ばず非常に優れている ◎非常に優れている ◯優れている △使用可


フッ素樹脂の成形法

フッ素樹脂の成形法


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